@nifty光のメリットとデメリットを紹介 料金が高いことがネック

自宅の光回線の更新月なので、評判が良さそうだった@nifty光の契約を検討しました。

結論、私は@nifty光での契約を見送りました。

・他社の方が月額料金が魅力的だった

・auユーザーでも割引を受けるハードルが高かった

・回線速度の評判があまり良くなかった(ただし、IPv6は使ってみたいと思った)

ことが主な理由です。

 

今回調べた@nifty光のメリット、デメリットをシェアするので、@nifty光を検討している方の参考になればうれしいです。

@nifty光(ニフティひかり)とは

@nifty光はニフティ株式会社が運営している光回線サービスです。

NTT東日本またはNTTの西日本のフレッツ光回線を借り受けて、自社のサービスを加えて安く回線を提供する「コラボ光」の一種です。

そのため回線の品質や速度は、基本的にNTTのフレッツ光と同じです。

@nifty光の料金プラン

@nifty光の3年プランの料金は以下のとおりです。

 

ホームタイプ(戸建)

マンションタイプ

(集合住宅)

開通月

0円

0円

2ヶ月目〜37ヶ月目

4,980円

3,880円

38ヶ月目以降

5,200円

3,980円

 

 

ちなみに、代表的な他のコラボ光の料金も参考までにお伝えします。

 

戸建

集合住宅

ドコモ光

5,000円〜5,400円

3,800円〜4,200円

ソフトバンク光

4,700円〜5,200円

3,800円

auひかり

5,100円〜5,880円

3,800円〜5,000円

 

こうして見ると@niftyは特別に安くもなければ、高くもありませんでした。

しかし、スマホセットでの割引を受けるハードルが高いなど、他のコラボ光と比較して、料金では大きなアドバンテージを感じることができませんでした。

後ほど説明します。

 

なぜ@nifty光を検討したのか(メリット)

今回、@nifty光を検討したのには以下のメリットがあったからです。

@niftyは老舗だから

@niftyがインターネットに関するサービスを提供し始めたのは、まだインターネットという言葉が世の中に広まる前の1987年まで遡ります。

実に30年以上に渡って日本のインターネット界を支えてきた伝統と実績がある会社です。

そのため、サポート体制が充実しており、安心してサービスを利用できるというメリットがあります。

 

フレッツ光からの転用がお得そうだったから

@nifty光はコラボ光サービスのため、NTTのフレッツ光の回線を使っていることを先にお伝えしました。

そのため、フレッツ光や他のコラボ光から@nifty光に契約を変更する場合(転用といいます)、工事が発生しないため工事費がかからず、初期費用をかなり抑えることができます。

転用をする場合、他社では事務手数料が数千円かかる場合が多いのですが、@nifty光はそれすらも無料で行ってくれます。

 

auユーザーはスマートバリューが使えて割引がある

auユーザーの私はスマートバリューが適用できる@nifty光に魅力を感じました。

現行のauのスマホプランでは、1台あたり最大1,000円から500円の割引があります。

そのため、家族全員がauの場合は、大きな割引を受けることができます。

 

auデータMAXプランProを契約している私は、毎月1,000円の割引が受けられます。

しかし、@nifty光でスマートバリューを適用させるためには「@nifty光電話」への加入が必須になります。

@nifty光電話は最低でも毎月500円の基本料金がかかります。

使う予定がないイエデンに毎月500円を払って1,000円のスマホ代の割引を受けるのは、なんか違うような気がしました。

 

回線がIPv6に対応している

これがとても魅力的でした。

IPv4のIPアドレスの枯渇などを理由に、次世代の通信方式として普及が進んでいるIPv6は、回線の混雑が少なくなる(速くなる)、セキュリティが保護される、より快適な通信ができるようになると言われています。

IPv6の通信に対応している会社は他にもあるのですが、@niftyには「v6プラス」というサービス名で、IPv4とIPv6、どちらのインターネットのページに繋ぐときも、混雑が少ないIPoE方式を使えるメリットがあります。

長い目で考えたとき、このv6プラスには惹かれました。

 

@nifty光のデメリット

ここまで@nifty光のメリットを調べて、これはいいかもと思ったのですが、デメリットも結構な数あり、最終的には契約を断念しました。

auスマートバリューを適用させるために@nifty光電話が必須

先にも説明しましたが、毎月1,000円のauスマホの割引を受けるために、500円の使う見込みが全くない光電話をオプションで付けないといけないことに、大きな抵抗がありました。

 

@nifty光の回線速度についての評判があまり良くない

@nifty光の評判をTwitterなどで調べたところ、特に回線速度について、あまり良い評判がありませんでした。

特に「夜間で速度が低下する」、「ADSL以下」という厳しい声も散見され、不安になりました。

しかし、IPv6を使っていると思われるユーザーからは比較的高評価が多かったのも事実です。

 

月額料金に魅力を感じなかった

毎月かかる料金だからこそ、少しでも安くしたいと他社との比較も行いました。

最初に見たとおり、@nifty光の料金は他の主要光コラボと比較しても、特別に安いわけではありません。

他のコラボ光はスマホとのセット割が大きいので、実質の毎月の料金を引き下げることができます。

しかし前述の通り、@nifty光でauスマートバリューを適用させるには、光電話への加入が必須でハードルが高く、そしてメリットも大きくありません。

 

他社の光回線の料金を調べると、例えばSo-net光は圧倒的にコストを下げることができます。

 

戸建

集合住宅

So-net光

2,980円

1,980円

@nifty光

4,980円

3,880円

 

@nifty光はIPv6は魅力的だけど料金がネック

@nifty光の契約を検討する際にお伝えしたいメリット、デメリットをお伝えしました。

IPv6に対応しているという魅力的な回線ではありますが、主に料金面で大きなメリットを感じることができず、費用対効果から、今回の契約を見送ることにしました。

今回、他社のおすすめとして紹介したSo-net光でも「v6プラス」が提供されているので、検討されてもいいかもしれません。

 

光コラボレーション:So-net 光 プラスの光回線インターネット | So-net

https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/collabo/

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